アルバム(初期)




LOVE
1980年10月10日発売

5. フォーエバー・マイ・ラブ
10. LOVE

記念すべき奈保子さんのファースト・アルバム。奈保子さんがアイドルとして、シンガーとして、シンガーソングライターとして、これから急激に成長していくそのスタート地点の記録として、とても重要なアルバムだと思いますが、まだまだ奈保子さんの本領は発揮されていない、というのが私の感想です。

それ故、あまり頻繁には聴かないアルバムです。歌を収録しなおした「大きな森の小さなお家」と「ハリケーン・キッド」がやや大人しくなってしまって、粗削りながら元気いっぱいのシングル版のほうが曲にマッチしていたような気もします。ちなみに、「青い視線」はオケのアレンジにやや手が加えられています。全体的には、とても丁寧に作られたアルバムという印象で、奈保子さんをアイドルとして、歌手として、大切に育てていこうとする事務所やレコード会社の方針もうかがえます。

シングル曲以外では、「甘いささやき」と「素肌の季節」が、アイドル・ソングとしても、初期奈保子さんの歌声とのマッチングという点でも秀逸だと思います。背伸びした大人っぽさと青春の切なさは、この年齢(当時17才)の奈保子さんでなければ表現しえなかったものでしょう。いずれも川口真さんの作曲ですが、他は馬飼野康二さん、水谷公生さんという奈保子さん初期を強力に支えた作曲家たちが脇を固めています。

ラストの「LOVE」だけは林哲司さんの作曲で、ややニュー・ミュージック系。奈保子さんもさらりとした歌い方にギアチェンジしています。こういう方向でも勝負できてしまうことを、奈保子さんはすでにファースト・アルバムの時点で、さりげなく宣言していたわけですね。

手書きの歌詞カードは、たまに奈保子さんの自筆と言われますが、違います。また、初出LPでは奈保子さんがイヤホンしているお写真が左右逆でしたが(八重歯ですぐわかります。ポジフィルム時代はよくあったミスですね)、2007年発売のボックスセット「NAOKO PREMIUM」では修正されました。


Twilight Dream
1981年5月10日発売

5. キャンディー・ラブ
8. 17才


DIARY
1981年8月10日発売

7. Friday's Child



サマー・ヒロイン
1982年7月21日発売

2. Non Stop Summer
9. Please Please Please